英語の品詞10個 見分け方のルールを徹底解説 TOEICや大学受験で活用できる

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こんにちは、Basic Englishのカズヒロ (@yamanashi1129) です。

英語の品詞の名詞、形容詞、副詞の違いがよくわからないですか?

英文法のテストで、品詞の問題がよく出題されが、解けない?と悩んでいませんか?

今回は、そのような悩みを持っている方向けに、英語の品詞(名詞、形容詞、副詞など)について詳しく

解説していきます。

この記事は次のような人にオススメ!

・そもそも英語の品詞が何かわからない方

・名詞、形容詞、副詞などの違いがわからなくて、文法問題が解けない方

・なんとなく理解はしているけど、詳しくは説明できない方

この機会に英語の品詞を理解しておきたいと思う方は、ぜひ読んでみてくださいね。

それでは、どうぞ!

タップできるもくじ

英語の品詞とは?

そもそも、英語の品詞とは何か?

英語の品詞は、下記の10個に分かれています。

  1. 名詞
  2. 代名詞
  3. 形容詞
  4. 副詞
  5. 動詞
  6. 冠詞
  7. 前置詞
  8. 助動詞
  9. 接続詞
  10. 間投詞

英語の品詞 名詞とは?

名詞とは、人や物の名前を表します。

例えば、トム、日本、ペン、犬、猫、先生などのことです。

<例文>

・Tom is going to school today. (トムは、今日学校に行きます。)

この文で、トムは名詞となります。

・The dog in this house is cute. (この家の犬はかわいいです)

この文で、犬は名詞となります。

また英語の名詞は、可算名詞と不可算名詞に分けることができます。

・可算名詞とは?

可算名詞とは、1つ、2つ、3つ、4つと数を数えられる名詞のことです。

例えば英語の本が1冊、2冊、3冊。ペンが1本、2本、3本と数えることができます。
本やペンのように、そのもの自体に形があり、明確に他と分けられて、絵が描けるのが可算名詞のイメージです。

・不可算名詞とは?

不可算名詞とは、1つ、2つ、3つ、4つと数を数えられない名詞のことです。

例えば、水やコーヒーという液体は1つ、2つと数えられないです。
そのもの自体に形がなく、明確に他と分けられない、そのもの自体の絵が描けないのが不可算名詞のイメージです。

更に、可算名詞は1つに、不可算名詞は3つに分かれます。

集合名詞は、加算と不可算の両方に入る場合があります。

可算名詞:

・普通名詞: 同じ種類の人や物のことです。

book(本)、desk(机)、pen(ペン)

不可算名詞:

・物質名詞: 決まった形がなくて、また数えることができないものです。

water(水)、coffee(コーヒー)、air(空気)

・抽象名詞: 形のない、抽象的な概念のこと。

happiness(幸福)、love(愛)

・固有名詞: 特定の人や物の名前です。

Japan(日本)、Tokyo(東京)、Tom(トム)

可算と不可算の両方に含まれる

・集合名詞: 同じ種類の人や物が集まった集合体です。

family(家族)、group(グループ)、company(会社)

カズヒロ
カズヒロ

可算名詞には、普通名詞が含まれます。

不可算名詞には、物質名詞、抽象名詞、固有名詞が含まれます。

集合名詞は、可算と不可算の両方に含まれます。

英語の品詞 代名詞とは?

代名詞とは、名詞の代わりになるものです。

<例文>

・These clothes are mine. (これらの洋服は、私のものです)

この文で、mineは所有代名詞となります。

・This is a pen. (これはペンです)

この文で、Thisは指示代名詞となります。

代名詞は、6種類に分類されます

1. 人称代名詞 (人や物を表す)

I私は
she彼女は
he彼は
youあなたは
we私達は
they彼らは
itそれは

2. 所有代名詞 (~のものという意味)

mine私のもの
yoursあなたのもの
his彼のもの
hers彼女のもの
ours私達のもの
theirs彼らのもの

3. 再帰代名詞 (~自身という意味)

myself私自身
yourselfあなた自身
yourselvesあなた方自身
himself彼自身
herself彼女自身
ourselves私達自身
themselves彼ら(彼女ら)自身
itselfそれ自身

4. 指示代名詞 (これやあれで、物事を表します)

thisこれ
thatあれ
theseこれら
thoseあれら

5. 不定代名詞 (不特定の人・物・数量を漠然と表す代名詞です。)

anyなんでも
all全ての
anotherもう一つの
both両方の
eachそれぞれの
eitherどちらか一方
every全ての
other他の
someいくつか
※不定代名詞の一部のみ、記載しております。

6. 疑問代名詞 (なぜ?誰が?どちら?などを尋ねる意味です)

who
whose誰の
whom誰を
what
whichどちら

7. 関係代名詞 (名詞を後ろから修飾します)

人が先行詞物が先行詞先行詞は人でも物でも可能
主格whowhichthat
目的格whomwhichthat
所有格whosewhose

英語の品詞 形容詞とは?

形容詞は、人や物の様子を表し、名詞を修飾します。

<例文>

・There’s a beautiful woman in a cafe. (カフェに美しい女性がいる)

この文で、beautiful (美しい)は形容詞で、名詞のwoman (女性)を修飾しています。

・There is a big stone in the garden. (庭に大きな石がある)

この文で、big(大きな)は形容詞で、名詞のstone(石)を修飾しています。

形容詞の例:

形容詞意味
happy幸福な
sad悲しそうな
angry怒って
kind親切な
cuteかわいい

※beautiful(美しい)、cute(かわいい)、high(高い)など、日本語で「~い」で終わるものが多いです。

英語の品詞 副詞とは?

副詞は、名詞以外(動詞、形容詞、他の副詞など)を修飾します。

<例文>

・He runs slowly. (彼はゆっくり走る)

この文で、slowly(ゆっくり)は副詞を表します。

・She is very pretty. (彼女はとてもかわいい)

この文で、very(とても)は副詞を表します。

一部の副詞は6種類に分かれます。

・時の副詞: yesterday(昨日)、today(今日)、tomorrow(明日)

・様態の副詞: quickly(素早く)、suddenly(突然に)、quietly(静かに)

・場所の副詞: here(ここ)、there(そこ)、abroad(海外)

・頻度の副詞: ofte(しばしば)、sometimes(時々)、always(いつも)

・程度の副詞: almost(ほとんど)、probably(おそらく)、totally(全体的に)

文中で副詞を置く位置などに関しては、別の記事で詳しく解説しています。(※執筆中)

英語の品詞 動詞とは?

動詞は、物事の状態や動作を表します。日本語でいう述語のイメージです。

そして、2種類に分かれます。

1. Be動詞

Be動詞は、is am are です。

<例文>

His name is Tom. 彼の名前はトムです。

この文で、is はBe動詞となります。

2. 一般動詞

一般動詞は、play、like、eat などです。

<例文>

I play tennis. 私はテニスをします。

この文で、playは一般動詞となります。

動作動詞・状態動詞、自動詞・他動詞の区別についてはこちら(※執筆中)

英語の品詞 冠詞とは?

冠詞とは、「a」「an」「the」です。

名詞の前に置き、特定/不特定を表します。

<例文>

・I want to read a book. (私は本を読みたい。)

冠詞の「a」を使っているので、この場合はどんな種類の本でもいいから読みたいという意味となります。

・I want to read the book. (私はその本を読みたい。)

冠詞の「the」を使っているので、この場合は、特定の本を読みたいという意味となります。

例えば、以前友達と話したことがある、英文法の本などを指します。

・I bought an apple. (私はリンゴを買った)

この場合、冠詞のあとに続く名詞 (今回は、リンゴ)が、母音 a・i・u・e・o (あいうえお)で始まっている場合は、「an」を使用します。

英語の品詞 前置詞とは?

前置詞は、名詞の前に置き、場所や時間を表します

前置詞の一覧

前置詞意味前置詞意味
about~についてfrom~から
above~の上にin~の中に
across~を横切るinside内側
after~のあとinto~の中に
against~に対してnear ~の近くに
along~に沿ってof~の
among~の間on~の上に
around~の周りにout外へ
as~のようにover~を超えて
at~でthrough~を通じて
before~の前にto~へ
behind後ろにtoward~に向かって
below下にunder~の下に
between~の間until~までずっと
beyond~を超えてup上へ
by~のそばにwith~と一緒に
down下にwithin~以内で
during~の間without~なしで
for~の為に

前置詞の「in」「on」「at」については、別の記事で詳しく解説しています。

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英語の品詞 助動詞とは?

助動詞とは、動詞に意味を付け加えるものです。

助動詞 + 動詞の原形 という順番で使用します。

助動詞意味
can~できる
may~かもしれない
might~に違いない
must~しなければならない
should~するべき
would~するつもり
※助動詞の一部のみ記載しております。

助動詞に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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英語の品詞 接続詞とは?

接続詞とは、語と語、文と文をつなぐものです。

接続詞は、2つにわかれます。

1.等位接続詞

・2つの文やフレーズをつなぎます。

等位接続詞意味
and~と(AとB)
butしかし
orまたは(A または B)
soだから
for~だから

2.従位接続詞

・メインとなる文章とそれを補足する文をつなぐ役割を果たす。

メインとなる文章は、名詞節。補足する文は副詞節となる。

従位接続詞は、時、理由、条件、譲歩の4種類に分かれる。

従位接続詞意味
When(~する時)、While(~の間)、Since(~以来)
理由Since(だから)、Because(なぜなら)、As(~なので)
条件If(もし~なら)
譲歩Although(~だけれども)

英語の品詞 間投詞とは?

間投詞は、相槌や喜怒哀楽などの感情を表します。

間投詞意味
wellえっと~
ohあ~

英語の品詞 辞書での表示方法

カズヒロ
カズヒロ

英語の品詞は、辞書では、省略されて表示されることが多いです。

品詞名英語名日本語略英語略
名詞nounn
代名詞pronounpron
形容詞adjectiveadj
副詞adverbadv
動詞verbv
冠詞articleart
前置詞prepositionprep
助動詞auxiliary verb助動auxil.v
接続詞conjunctionconj
間投詞interjectioninterj

英語の品詞 見分け方

品詞の意味で見分ける

名詞:

例えば、人や物の名前なら名詞。

wife: 妻

hat: 帽子

book: 本

形容詞:

例えば、難しい(difficult)、高い(high)など、末尾が「~い」で終わると形容詞の可能性が高いです。

動詞:

例えば、走る(run)、書く(write)、投げる(throw)などの動作だと、動詞になります。

品詞の置かれている場所で、見分ける

カズヒロ
カズヒロ

品詞は、文中である程度、置かれる場所が決まっています。

品詞文中での置かれる位置
名詞主語、目的語、補語
代名詞主語、目的語
形容詞名詞の前
副詞文章の補足
動詞主語の後ろ
前置詞名詞の前

品詞の末尾で見分ける

カズヒロ
カズヒロ

英語の品詞は、単語の末尾の形で見分けることができます。

動詞の末尾

動詞の末尾
~fyjustify(~を正当化する)、terrify(怖がらせる)
~izeorganize(組織する)、minimize(最小限にする)
~enshorten(短くする)、widen(~を広くする)
~atecirculate(循環する)、facilitate(促進する)

名詞の末尾

名詞の末尾
~anceacceptance(受け入れ)
~cyagency(代理店)
~eeemployee(従業員)
~eremployer(雇い主)
~istartist(芸術家)、economist(経済学者)
~mentagreement(賛成)
~siondecision(決定)
~tioninformation(情報)、presentation(プレゼンテーション)
~tyfacility(施設)

形容詞の末尾

形容詞の末尾
~ableavailable(利用できる)、reliable(信頼できる)
~alemotional(感情の)、 additional(追加の)
~entdifferent(異なる)
~fulbeautiful(美しい)、successful(成功を収めた)
~iveexpensive(値段が高い)、active(活動的な)
~ousprevious(以前の)、famous(有名な)

副詞の末尾

副詞の末尾
~lyapproximately(おおよそ)、wrongly(間違って)

英語の品詞 まとめ

今回は「英語の品詞 見分け方のルール 接尾語で簡単に見分けられる TOEICや大学受験の文法で活用できる」について紹介しました。

英語の品詞は、TOEICや大学受験の英文法で必須の知識となりますので、この機会に全て覚えてしまいましょう。

以下の記事では、英語の勉強方法や英単語の覚え方について説明しておりますので、ぜひ読んで見てください。

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運営しているYouTubeチャンネル

チャンネル名: Basic English

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この記事を書いた人

IT企業で国際ビジネスを行う
大学1年で始めて受けたTOEICが350点で、自分の英語力に絶望。
そこから勉強して、TOEIC970点取得。
自分が英語をできるようになった方法を多くの人に伝えたい。
英語で困っている人達の役に立ちたいと思い、2022年にブログとYouTubeを立ち上げました。
YouTube: Basic English チャンネル

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