【TOEIC Part7対策 完全ガイド】初心者のために解き方/時間配分/勉強法などの攻略法を徹底解説

TOEIC Part7対策 完全ガイド
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こんにちは、TOEIC970点のBasicEnglishのカズヒロ(@yamanashi1129)です。

カズヒロ

・TOEIC Part7を解くと、時間切れになり、最後まで読めない。

・TOEIC Part7の攻略法や時間配分を知りたい

・TOEIC Part7対策にオススメの参考書やスクールを知りたい。

今回は、皆様のこんな悩みを解決できる記事になっています。

実際に自分も最初のころは、単語力も速読力もなく、Part7の長文を時間内に解けなかったです。

その他にも、時間配分を間違えて、最後まで解けなかったこともあります。

ただ、今回紹介する攻略法や勉強法で学習して、現在ではTOEIC970点を取得しています。

今回は、自分が知っている攻略法や勉強法を紹介するので、ぜひ最後まで読んで、皆様の点数アップの参考にしてくださいね!

✔この記事でわかること

・TOEIC Part7の出題形式や特徴

・TOEIC Part7の攻略法(スコアアップ方法や時間配分など)

・TOEIC Part7対策にオススメの参考書やスクール

タップできるもくじ

TOEIC Part7 概要

TOEIC Part7の出題数

TOEICのリーディングパートは、Part5、Part6、Part7の3つのパートに分かれており、問題数は全部で100問となります。

その内、Part7の問題数は54問で、リーディングパートの約半分を占めます。

Part 7 で出題される長文は、文章量がかなり多く、素早く解いていくことが求められます。

理想は、1問に付き、1分となり、全部で54分が理想です。

TOEIC Part7の出題形式

TOEIC Part7 の長文は、下記の3種類で構成されています。

長文の名称問題数
シングルパッセージ29問
ダブルパッセージ10問
トリプルパッセージ15問
合計54問

TOEIC Part7では、シングル、ダブル、トリプルパッセージの順番で問題が出題されます。

一番問題数が多いのが、シングルパッセージとなります。

アヤカ

シングルパッセージだけでも、29問もある。大変だ~(涙)

カズヒロ

そうだね。最後まで解き終わらない人が多いから、次で話す時間配分が重要となります。

TOEIC Part7の時間配分

TOEICのリーディングパートは、Part5からPart7までの3つのパートで構成されています。

このパートのテスト時間は、全部で75分です。

TOEICのリスニングパートが音声のアナウンスに基づいて進むのに対し、リーディングパートでは自分のペースで問題を解く必要があり、そのため時間の適切な配分が非常に重要となります。

TOEICのリーディングパート(Part5、6、7)を解く際の理想的な時間配分は、以下の通りです。

Part別理想の解く時間
Part510分
Part610分
Part754分
※最後に1分余るので、復習や解答シートに間違いがないかを確認する。

Part 7に費やすべき時間の目安は、全体で約54分です。

この54分の中で、シングルパッセージに25分、ダブルパッセージに10分、トリプルパッセージに19分を配分することが理想となります。

TOEIC Part7が重要な理由 –スコアに直結–

TOEIC受験者の間で、一番よく聞く悩みは、Part7の長文を制限時間内に読めない事です。

この悩みは、初心者だけでなく、上級者からもよく聞きます。

実際、TOEICスコアが900点以上の受験者でも、Part7を最後まで解くことができなかったために、満点を取れなかったという人もいます。

そもそも、TOEICのPart7を時間内に、最後まで解けない理由はいくつかります。

  • TOEIC Part7の問題数が多すぎる(54問)
  • 読むスピードが遅い
  • 大量の長文を読むことに慣れていない
  • Part7はTOEICテストの最後に位置しており、疲労があり、集中できない
  • ダブルやトリプルパッセージでは、問題文のどこを読むべきかがわからない。

こういった理由で、TOEICのPart7は、TOEICテスト内でも、最も難しいパートとなります。

ただ、逆に考えると、このパートを克服できれば、あなたのTOEICスコアが大幅に上がります。

アヤカ

ピンチはチャンスね!克服できるように頑張りましょう!

TOEIC Part7の攻略法

TOEIC Part7の攻略法としては、事前準備として、解く問題数を事前に決めたり、

出題される設問の種類や出題されるジャンルを事前に覚えておくという方法があります。

事前に解く問題数を決める

TOEICのテストでは、大多数の方が全ての問題を解こうとして失敗します。

TOEIC満点を目指す人を除いて、全ての問題を解く必要はないです。

実際、大学生の就職活動で求められるTOEICの点数は、600点。

就職活動や転職活動で、英語力のアピールをしたい人は、850点以上が必要となります。

そのため、もしあなたの目標のスコアが600点なら、リーディングの問題合計54問の内、約30問の正解が必要。

目標スコアが750点なら、リーディングの問題合計54問の内、約35問の正解が必要となります。

<目標スコアと必要正解数>

目標スコア必要正解数使える時間
5002554分
6003054分
7503554分
8504054分

※パート7の長文問題の理想は、1問を1分で解くこと。合計54問あるので、使える時間は54分です。

事前に出題される問題文の質問を理解する

TOEIC Part7の問題文の質問は、下記の8種類に分かれます。

No.設問の種類問題数
1内容把握問題18問
2長文のテーマや目的を問う問題10問
3選択肢検証問題9問
4推測問題7問
5Not 問題4問
6文挿入問題2問
7意図推定問題2問
8語彙問題、同義語問題2問

1. 内容把握問題

内容把握問題とは、具体的な質問に対して、4つの選択肢から適切なものを選ぶ問題となります。

例えば、下記の問題の質問なら、「会社のウェブサイトを見ると、何を見つけることができますか?」となります。

例題

What can you find when you look at a company’s website?
(会社のウェブサイトを見ると、何を見つけることができますか?)

(A) List of Directors’ Names (取締役の名前一覧)

(B) Location of branch offices in Japan. (日本国内の会社の支店の場所)

(C) Names of the president and vice presidents (社長と副社長の名前)

(D) List of products handled by the company. (扱っている商品一覧)

内容把握問題では、質問に関する答えが書いている場所を、長文内で見つけることができれば、すぐに解答することができます。

内容把握問題の質問でよく使われる表現は、下記です。

・What: 何?

・Why: なぜ?

・Who: 誰?

・How: どのように?

・How often: どのくらい? (頻度を聞いている)

2. 長文のテーマや目的を問う問題

長文のテーマや目的が問われる問題は、その長文全体がどんなテーマで書かれているか?

その長文にどんな目的があるか?ということについて問われる質問です。

下記の例題では、「このメールの目的はなんですか?」という内容が問われます。

長文全体を読んで、内容を把握して、解答する必要があるので、時間がかかる問題となります。

もしあなたがTOEICの満点を狙わないのであれば、解答まで時間がかかるので、解かないという選択肢もありです。

例題

What is the purpose of this email? (このメールの目的はなんですか?)

(A) To inform all employees about the new company policy.
(新しい会社の方針を全従業員に案内するため)

(B) Information about half-price lodging at a hotel with which the company is affiliated.
(会社が提携しているホテルに半額で宿泊できることの案内。)

(C) Information about a sudden change in the president of the head office.
(本社の社長が急遽変更にになるという案内)

(D) Information about a Christmas party to be held next month.
(来月行われるクリスマスパーティーについての案内)

長文のテーマや目的を問う問題でよく使われれる質問は下記です。

・What is the purpose of the e-mail? (メールの目的はなんですか?)

・What is the purpose of this notice?(この通知の目的はなんですか?)

3. 選択肢を全て確認する問題

選択肢を全て確認する問題とは、Aについて示されているものはなんですか?と聞かれ、その内容うと合う解答を4つの選択肢の中から選ぶ問題となります。

質問文と4つの選択肢を、一つ一つすべて確認する必要があるので、時間がかかります。

もしあなたがTOEICの満点を狙わないのであれば、解答まで時間がかかるので、解かないという選択肢もありです。

例題

What is indicated about Mirazul Restaurant?(ミラズール レストランについて示されていることはなんですか?)

(A) The oldest restaurant in the U.S.
(アメリカで最も歴史あるレストラン)

(B) Recently opened restaurants
(最近オープンしたレストラン)

(C) Three new employees were hired.
(3名の従業員が新しく雇用された)

(D) Some changes have been made to the website.
(ホームページの内容が一部変更になった)

この問題が出題された場合、一気に長文を読んでしまうと、全ての内容を暗記していないかぎり、二度読みが必要となります。

本番のテストでは、長文を1行ずつ読みながら、質問と選択肢の内容を照らし合わせて解答するのがオススメです。

選択肢を全て確認する問題によく出る問題文は次のとおり:

・What is indicated about A (Aについて示されるてものは何ですか?)

・What is suggested about A?(Aについて、何が提案されていますか?)

・What is mentioned in this e-mail?(このメールには、何が書かれていますか?)

・What is stated about A?(Aについて、何が述べられていますか?)

4. 内容の推測問題

内容の推測問題は、問題文を読んで、本文の内容から推測できる解答を選ぶ問である。

問題文でよく使われる用語は、infer(推測する)やimply(示す、ほのめかす)である。

こういった単語が問題にあったら、本文を読んで内容を推測する必要がある。

例題

What is inferred about Nissa?
(Nissaについて何が推測されますか?)

(A) More than 3 million people live in Nissa.
(300万人以上の人がNissaに住んでいます)

(B) Nissa has five well-known universities.
(Nissaには5つの有名な大学があります。)

(C) Nissa is less than 30 minutes from Prague.
(Nissaには、プラハから30分以内で行くことができます。)

(D) Nissa is a famous city in Spain.
(Nissaは、スペインの有名な都市です。)

内奥の推測問題は、本文内に多数のヒントがあるので、問題文を読みながら、解答を想像する必要があります。

推測問題によく出る問題文は次のとおり:

What is inferred about A?(Aについて、何が推測されますか?)

What is implied about B?(Bについて、何が示されていますか?)

What is probably true about X?(Xについて、正しい内容のものはどれですか?)

What most likely is C? (Cは何であると考えられますか?)

5. Not 問題

NOT問題とは、問題文に「Not」が入っていて、誤った情報を選ぶ問題となります。

正解となるのは、文章内で示されていない内容となります。

選択肢を一つ一つ本文の内容と照らし合わせて、解答を探す為、解答するまでに時間かかります。

もしあなたがTOEICの満点を狙わないのであれば、解答まで時間がかかるので、解かないという選択肢もありです。

例題

What is not mentioned about Ashton?
(Ashtonについて言及されていないことは?)

(A) Ashton will be traveling to London next week.
(Ashtonは来週ロンドンに出張に行きます)

(B) Ashton joined this company 3 months ago.
(3カ月前にAshtonはこの会社に入社しました。)

(C) Ashton is the sales manager of this company.
(Ashtonはこの会社の営業部長です。)

(D) Ashton will attend a shareholders meeting next week.
(Ashtonは来週株主総会に出席します)

NOT問題によく出る問題文は次のとおり:

・What is not mentioned about Alex?
(アレックスについて言及されていないことは?)

・What is not mentioned as a reason?
(理由として挙げられていないのは?)

・What is not offered in the advertisement?
(広告で提供されないものは何ですか?)

6. 文挿入問題

問題文内にある文章が、長文内のどこに入るのか?という問題です。

長文内には、【1】、【2】、【3】、【4】と空欄があり、文章が入るのに、最もふさわし場所を選択する問題となっています。

文挿入問題を解くには、問題文の文章を空欄に当てはめて、意味が通じる箇所を選ぶ必要があります。

例題

In which of the positions marked 【1】,【2】,【3】, and 【4】does the following sentence best belong?

“This company was established in 2020.”

(A)【1】

(B)【2】

(C)【3】

(D)【4】

文挿入問題によく出る問題は下記となります:

・In which of the positions marked [1], [2], [3], and [4] does the following sentence best belong?
([1], [2], [3], [4]と記載された箇所の後、次の文が入るのに最もふさわしいのはどれですか?)

The in-house Christmas party begins at 6:00 p.m.
(社内のクリスマスパーティーは、18時から始まります。)

7. 意図推定問題

書き手の意図を問う問題です。

テキストメッセージのやり取りで出題されます。

オンラインチャットで使われるフレーズが、その文脈でどのような意味で使われているいるかを問う問題となります。

前後の文脈を考慮して、解く問題となります。

例題

At 9:05 A.M., what does Mr. Tom most likely mean when he writes, “I understood”?
(午前9時5分、トム氏が「理解した」とあるが、これは何を意味しているますか?)

(A) He understands that the meeting was cancelled.
(彼は、ミーティングがキャンセルされたことを理解している。)

(B) He knows that the meeting materials prepared by his colleagues will be useful.
(彼は、同僚が準備した会議資料が役に立つことを知っている。)

(C) He understands the president’s intentions.
(彼は社長の意図を理解している。)

(D) He knows that the customer will come to his office today at 4:00 p.m.
(彼はお客様が本日午後4時に来社することを知っている)

文挿入問題の問題文は次のとおり:

・At 08:00 A.M., what does A mean when s/he writes “…”?
(午前8時00分にAさんが…と書かれていますが, 何を意図していますか?)

8. 語彙問題、同義語問題

語彙問題とは、長文の中にある単語と意味が近い単語を選択肢の中から選ぶ問題です。

意味を問われている単語の前後の文を読んで、単語の意味を確認します。

長文の中にある単語は、パラグラフと行数で示されるので、最初に場所を確認しましょう。

続いて、長文内で問われている単語と選択肢の単語で、単語の意味が同じか?言い換えができるかどうかを確認しましょう。

例題

In the letter, the word “opportunity” in paragraph3, line 3, is cosest in meaning to

(A) chance

(B) time

(C) moment

(D) possibility

語彙問題によく出る問題文は次のとおり:

・The word “suggest” in paragraph 1, line 5, is closest in meaning to (A), (B), (C) and (D). (第1パラグラフ5行目の “suggest “は、(A)、(B)、(C)、(D)のどの単語に最も近い意味を持っていますか?)
(A) propose
(B) inform
(C) relate
(D) insist

アヤカ

事前に出題される問題文の質問を理解するだけで、解答時間を短縮できそう。

カズヒロ

TOEIC Part7では、事前の準備がものすごく重要です。

TOEIC Part7でよく出題されるジャンル

カズヒロ

TOEIC Part7では、出題されるジャンルがある程度決まっています。
よく出題されるジャンルは下記のジャンルが多いです。

  1. 記事
  2. E-mail
  3. Webページ
  4. 広告
  5. 告知
  6. 手紙
  7. チャット

ジャンル別の攻略法を説明していきます。

1. 記事問題の攻略法

(出典:TOEIC 公式サイト)

TOEICの記事の問題では、事実や意見、統計データなどが含まれた新聞や雑誌の記事が出題されます。

出題される数は、全体54問の中で、約5問となります。

解くコツとして、記事のタイトルや書く段落のタイトルなどをしっかり理解して解く。

最近は、こういった記事も、いままでの紙での提供から、ネットでの提供に変化しており、記事の問題数は少しずつ減少している。

2. E-mail問題の攻略法

(出典:TOEIC 公式サイト)

TOEIC Part 7では、ビジネスシーンでよく使われるE-mailがよく出題されます。

出題数は、全体の54問に対して、約13問ほど出題されます。

解き方のコツとしては、最初にメールのタイトル、送信者と宛先を確認します。

タイトルは、メールの内容を把握するために重要な情報が含まれています。

続いて、E-mailの上部にあるFromの欄や、E-mailの最後にある署名を確認して、誰がそのメールを送っているのかを確認します。

次に、宛先ですが、メールの上部のToの欄や、E-mailの最初のDear ~の欄を確認して、宛先を確認します。

E-mailの本文を読むときは、そのE-mailが企業間、企業から個人、個人から企業、社内メールなど、メール内容や目的を意識しながら読むことが重要となります。

3. Webページ問題の攻略法

TOEIC Part 7では、Webページに関する問題が出題されます。

全体の54問に対して、出題される数は、約4問ほどです。

解き方のコツとしては、最初にWebページのタイトルを確認します。

タイトルにはページの内容や主題が示されていることが多いです。

続いて、タブやURLも重要なヒントとなりますので確認します。

ページ内で提示されている情報だけでなく、URLやタブにも目を向けて、追加の情報を得ることが求められます

更に、本文内には、例外や注意書きが記載されていることがありますので、これらの確認も必要となります。

通販サイトなどの問題あであれば、発送までの日数、送料、割引キャンペーンなどを確認します。

ダブルパッセージやトリプルパッセージの問題では、

本文の説明だけでなく値段が掲載された表や関連するEメール文書が登場する場合があります。

複数の情報源から情報を取り出すスキルが必要となります。

4. 広告問題の攻略法

(出典:TOEIC 公式サイト)

TOEIC Part 7では、広告問題がよく出題されます

広告問題とは、主に求人広告や商品の広告となります。

求人広告の解き方のコツとしては、勤務地や雇用の種類、仕事の内容を確認しましょう。

続いて、メールや電話などでの、求人への応募方法を確認します。

最後に、必ず応募要件を確認しましょう。 例えば、大学卒などの学歴が必要か?

求人は、どんな職歴やスキルや資格を持っている人を探しているか?などを確認するようにしましょう。

商品広告の解き方のコツとしては、最初に、商品名や価格。 

続いて、営業時間帯や割引条件、クーポンなどの特典情報を必ず確認するようにしましょう。

5. 告知問題の攻略法

(出典:TOEIC 公式サイト)

TOEIC Part7では、ダブルパッセージやトリプルパッセージで、従業員向けの告知の問題が出題されます。

告知の内容としては、社内における変更事項をお知らせされる内容が多いです。

解き方のコツとしては、最初に告知の目的を確認します。

例えば、この告知はどのような目的や、どのような内容で発信されているか?

対象となる人はどんな人か?

日時や場所などもあれば確認する必要があります。

6. 手紙問題の攻略法

TOEIC Part7では、手紙の問題が出題されます。

出題頻度は高くなく、全体の54問の内、約1問ぐらいです。

解き方のコツとしては、最初に差出人の名前や会社名などを確認します。

例えば、会社の上司からの手紙なのか、お客様から企業に対しての手紙なのかを確認します。

続いて、本文の初めのDear~などの箇所で手紙の宛先を確認します。

最初に、手紙の差出人と宛先を確認することによって、手紙の内容を理解しやすくなります。

7. チャット問題の攻略法

(出典:TOEIC 公式サイト)

TOEIC Part 7では、チャットの問題が出題されます。

全体の問題数54問の中で、チャットの問題は約2問です。

解き方のコツとしては、チャットの問題ではカジュアルな表現が多く、省略した略語なども使われるので、注意して読む必要があります。

問題の形式としては、2人から3人ぐらいの人物が登場して、連続するやり取りが行われます。

この時に必ず発言した内容に対しての投稿時間が掲載されているので、何時にどんな発言があったのかを注意深く読む必要があります。

最後にチャットの問題では、各発言がどのような目的や背景でされているのかを理解する必要があります。 

特に質問やそれに対する回答などは注意して読みましょう。

カズヒロ

TOEICでは、出題されるジャンルに対して、どうやって読んだらいいのか?どんな点を注意したらいいのか?
事前に対策を行うだけで、かなりスコアは変わります。

TOEIC Part7 実際の解き方のコツ

TOEIC Part7の解き方のコツは、テストの前に準備することと、テスト中の二つに分かれます。

解き方のコツ (テスト前)

テストの前に決めるべきことは、

1. 解く問題数を決める (満点を狙う人を除いて、全ての問題を解く必要はない)

2. 時間配分を決める。理想は、1問に1分です。全部で54問あるので、理想は54分です。

Part (パート)理想の時間合計時間
Part51問20秒 (問題数30問)10分
Part61問20秒 (問題数16問題)5分20秒
Part71問1分 (問題数54問)54分

TOEICのリーディングパートの時間は、合計で75分です。

上記の理想の時間で問題を解くと、解く時間が約70分、試験時間が5分余ります。

残った5分では、解けなった問題の確認や、マークミスなどがないかなどの確認作業をすることができます。

3. 上記でも書きましたが、事前によく出題される問題文と、よく出題されるジャンルの解き方を理解する。

そしてどの問題を解くのか事前に決める。

時間がかかる問題まで、全て解くと時間が足りない可能性が高いです。

解き方のコツ (テスト中)

  1. Part5とPart6を素早く解いて、Part7の時間を確保する
  2. 簡単な解ける問題から解く。
  3. 長文のタイトルは、必ず読む
  4. 問題ごとのを解く順番を理解する

1. Part5とPart6を素早く解いて、Part7の時間を確保する

TOEICのリーディングセクションでは、それぞれのパートに制限時間が設けてあるわけではないです。

そのため、Part5とPart6をできるだけ早く解き終え、Part7に取り組む時間をできるだけ多く残すことが大切です。

制限時間はリーディングセクション全体で75分ですから、Part5と6を15分20秒で解き終えればPart7の回答に54分を使うことができます。

どれだけPart7の対策を完璧にしても、本番のテストでPart5と6に必要以上に時間を使ってしまうと、Part7の問題を最後まで解ききることは難しくなってしまうので注意が必要です。

そのため、まずはPart5とPart6の対策に取り組み、Part5とPart6を約15分程度の短時間で終えられるようにしておきましょう。

2. 簡単な解ける問題から解く。

TOEIC Part 7では、どの問題を解いても同じ点数です。

初心者や時間不足の方が陥りがちなのは、問題を順番に解いていく中で最後まで解ききれず、最後の簡単な問題でスコアを落とすことです。

自分も最初のころは、最初から解いて、最後まで解き終わらなかったことも何度もあります。

ただどの問題を解いても同じ点数なので、全体を見て、自分が解ける簡単な問題から解けば点数は上がります。

また人によって、簡単な問題と難しい問題が異なるので、事前に過去問で学習して、自分が簡単に解ける問題を見つけましょう。

例えば、語彙の問題などは、単語力と、問題文の前後の意味がわかれば簡単に解くことができます。

アヤカ

私も毎回、最初から順番に解いて、最後まで解き終わらなかったな~。
次からは、解けそうな問題から取り組みます!

3. 長文のタイトルは、必ず読む

TOEICでは、長文の最初にあるタイトルを必ず読むようにしましょう。

タイトルから長文の内容を予測することができます。

(出典:TOEIC 公式サイト)

Question 196~200 refer to the following OOO.

OOOの部分にadvertisementなど、この長文が何について書かれているか、答えが載っています。

4. 問題ごとのを解く順番を理解する

TOEIC Part7では、シングル、ダブル、トリプルパッセージで構成されています。

それぞれの問題の解き方としては、

<シングルパッセージ>

最初に問題文と選択肢を一つ読んで、キーワードを理解します。
そして、本文を読み、キーワードが出たら、解答をします。

続いて、二つ目の問題文と選択肢を読み、キーワードを理解します。
理解したら、また本文を読み、解答します。

カズヒロ

Part7では、いろいろな解き方がありますが、基本的には最初に問題文と選択肢を読んでから、長文を読み始める方法をオススメします。

<ダブルパッセージ>

最初に問題文と選択肢を読んで、キーワードを理解します。
そして、本文1を読み、キーワードが出たら、解答をします。

続いて、二つ目の問題文と選択肢を読み、キーワードを理解します。
理解したら、また本文1を読み、解答します。

もし本文1に回答がなかったら、二つ目の本文を読み始めます。

<トリプルパッセージ>

取りプパッセージは、今までと少し異なる解き方となります。
問題文と選択肢を読み、キーワードを理解します。
本文1と本文2を読んで、解答を探します。

トリプルパッセージにある3つめの長文や表は、必要な箇所だけ読めば解答できる問題が多いので、全てを読む必要はないです。

TOEIC Part7の学習法

TOEIC Part7の学習法は、二つに分かれます。

まず単語力がないと、長文を読むのは難しいです。

単語力が身に付いたあとで、長文学習が始まります。

1. 英単語の学習法

TOEICに出題される単語は、ビジネスの単語となり、大学受験に出題される単語とは異なります。

また英検に出題される単語とも異なります。

まずは「金のフレーズ」など、TOEIC専用の英単語帳で学習しましょう。

単語力がないと、文法などについての理解があっっても、長文を読むことはできないです。

2. TOEIC Part7の学習法

STEP
時間を測って、問題を解く

TOEIC Part7の理想は、1問を1分で解くことです。

TOEICを受験している大多数の方が、このスピードで問題を解けない為に、テスト本番で、時間が足りない状況となります。

そういった状況にならないためには、普段から時間を測って学習することが大切です。

STEP
長文の要約

TOEICのテストでは、長文を最初から最後まで、細かく読んでいると上級者の方でも時間が足りない状況となります。

全体を細かくではなく、全体のざっくりとした理解が重要となります。

その上で、必要な箇所だけ細かく長文を読んでいきます。

普段長文を読む際は、読み終わったあとに、その長文が何について書かれたいたのか?

簡単に内容をまとめる練習をしてみましょう。

STEP
不正解も確認する

問題を解いた後に解答を確認すると思いますが。不正解になった場合は、必ず不正解になった理由を確認しましょう。

英語学習では、不正解の選択肢がなぜ不正解となるのか?

自分で理解して、理由を説明できるようになることが重要です。

この作業によって、次のテストで同じような問題が出題された際に、また同じように間違えをすることを防ぎます。

TOEICは出題パターンが決まっているので、このパターンを理解するだけで、点数が大きくスコアアップします。

STEP
長文を解いたら、音読

長文を解き終わったら、英語の音声を聞いて、音声をマネしながら音読をするようにしましょう。

音読をする理由は、音読によって、文章を前から理解できるようになり、戻り読みをしなくなります。

音読する時は、前から主語や動詞を意識して、3語や4語ぐらいで区切り、音読しましょう。

途中でわからない単語があっても、内容を推測して、読む癖をつけましょう。

この方法により、速読力が身に付き、長文を素早く読みことができます。

TOEIC Part7用オススメの参考書とスクール

ここでは、TOEIC Part7対策用にオススメの参考書を3冊とオススメのスクールを4つ紹介します。

オススメの参考書

1. 1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急 

1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急

<特徴>

1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急は、TOEIC Part7対策の参考書で、初級者から中級者向けの124問を提供。

TOEICで600点以上を目指す人に適しています。

この参考書の特徴は、解説がわかりやすく、長文をひたすら解いて学習したい方に最適。

解説ページには、長文に含まれている単語リストもあり、単語学習も同時にできる・

コンパクトなサイズで通学や通勤中に利用でき、問題と解説が隣接するレイアウトで学習がスムーズです。

またPart7の長文対策なのに、音声が含まれ、abceedまたは朝日新聞出版ホームページから入手可能。

長文だけでなくリスニングも同時学習可能。

出版社朝日新聞出版
価格968円
内容・TOEIC Part7 長文の対策ができる参考書(有名な特急シリーズ)
・124問の問題が掲載されており、コンパクトなサイズでスキマ時間の学習に最適
・長文対策の参考なのに、音声まで付いており、リスニングも同時に学習できる

「1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急」について詳しく知りたい方はこちら

2.TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7

TOEIC L&R TEST 初心者特急パート7

<特徴>

「TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7」はTOEIC Part7対策のための参考書。

対象者は、TOEIC500点未満の英語の初心者です。

掲載されている長文問題は、実際にTOEICテストで出題される問題より、文章が短く、内容が簡単です。

オススメできる人は、英語の初心者で、初めてTOEICを受験するので、簡単な問題から始めたいと言う方です。

出版社朝日新聞出版
価格880円
内容・TOEIC Part7 長文の対策ができる参考書 初心者用 (有名な特急シリーズ)
・問の問題が掲載されており、コンパクトなサイズでスキマ時間の学習に最適
・長文対策の参考なのに、音声まで付いており、リスニングも同時に学習できる

について詳しく知りたい方はこちら

3. TOEIC L&Rテスト精選模試 リーディング3 

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3

<特徴>

「TOEIC L&Rテスト精選模試 リーディング3」は、シリーズ20万部以上の大ヒットを誇る、高い評価と実績を持つ「精選模試」シリーズの第3弾です。

問題数は500問あり、本番で出題が予想される問題を5回の模試形式で解いていきます。

解説が非常に丁寧で、スコアップに直結する攻略法も掲載されています。

対象者は、中級者や上級者などのTOEIC600点以上の方を対象とした参考書となります。

デメリットとしては、問題によっては、本番のテストより難しい問題が掲載されている場合があります。

ただこの参考書の内容が解ければ、TOEICの本番テストで困ることはないです。

出版社ジャパンタイムズ出版
価格2,090円
内容・TOEIC Part7 長文の対策ができる参考書 初心者用 (有名な特急シリーズ)
・500問の問題が掲載されており、コンパクトなサイズでスキマ時間の学習に最適
・解説が非常に丁寧で、難易度は中級者以上の方向け

について詳しく知りたい方はこちら

オススメの英語コーチングスクール

ここでは、TOEICを学習できる英語コーチングスクールを4つ紹介します。

No.スクール名料金期間
1ライザップイングリッシュ
ライザップイングリッシュ
総額:437,800円
(月額:218,900円)
2カ月
(16回)
2プログリット
プログリット
 総額:380,600円
(月額:190,300円)
2カ月
3TORAIZ トライズ
トライズ
総額:437,580円
(月額:218,790円)
2カ月
4KIRIHARA Online Academy
桐原オンラインアカデミー
総合計: 33,000円
(月額: 16,500円)
2カ月

1. ライザップイングリッシュ

ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)は、英語コーチングを提供しているスクールです。

ライザップでは、英語の初心者から上級者まであらゆるレベルの学習者に対応しており、短期間で英語力の向上を目指す人々に支持されています。

ライザップイングリッシュは、一人一人に専属のトレーナーが付く個別指導に特化しており、受講者一人一人の要望に合わせた学習プランを提供します。

この専属のトレーナーとの個別学習によって、受講生の英語力向上を最大化します。

提供しているコースは、TOEIC L&R TESTスコアアップコースや英会話コースなどです。

授業内容は、対面かオンラインの授業で提供され、スマートフォン、PC、タブレットからアクセス可能です。

これにより通学/通勤時間や待ち時間を有効に利用して学習できる環境を提供しています。

スクール名ライザップイングリッシュ
(RIZAP ENGLISH)
提供しているコース・TOEIC L&R TESTスコアアップコース
・英会話コース
・ワークデイコース
・学割コース
受講期間2ケ月(16回)
レッスン時間1回50分のセッションが週に2回
カズヒロ

ジムで有名なライザップの英語スクールとなります。
必ず、結果にコミットします!

2. プログリット

「プログリット」は、短期集中型の英語コーチングプログラムで、英語を真剣に身に付けたい人達を対象にしています。

シャドーイング、音読、英会話、単語、多読など多岐にわたるトレーニングを組み合わせ、受講者それぞれの学習プランを作成し、日々の学習を徹底的にサポートします。

受講者は1日3時間の自己学習を通じて英語のスキル向上を目指します。

最大6カ月のプログラムは厳しいものであるが、その成果としてTOEICのスコアアップやVERSANTのスコア上昇、ビジネス英語を話せるようになるということがあります。

真剣に英語を習得したい人は、プログリットの無料カウンセリングに参加してみてください。

英語に真剣に向き合うあなたに、コンサルタントが最高のサポートを提供します。

スクール名プログリット (PROGRIT)
提供しているコース・TOEIC L&R TESTコース
・ビジネス英会話コース
・初心者コース
・TOEFL iBT TEST/IELTSコース
・卒業生向け継続コース(NEXTコース/シャドーイング添削コース)
受講期間 2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月(コースによる)
レッスン時間1回約60分

3. トライズ

トライズでは、1年間1,000時間の学習で英語を話せるをコンセプトにTOEIC対策やビジネス英語などの様々なコースを提供しております。

一般の方だけでなく、サッカー選手(菅原選手など)のプロスポーツ選手の利用も多いです。

トライズでは受講者一人一人に専属のコンサルタントが付き、学習をサポートします。

レッスンでは、リスニングとスピーキングに焦点を当て、月に12回ネイティブ講師との英会話レッスンがあります。

フリートークやグループレッスンへの参加も可能で、リアルなコミュニケーションに重点を置き、受講生の満足度は98.1%です。

また受講者の1年間のレッスン継続率は、驚異の91.6%です

今なら無料カウンセリングを予約された方に、受講料の割引キャンペーンを実施中。

スクール名トライズ TORAIZ
提供しているコース・英語コーチング本科
・ビジネス上級英語
・ゼロから始める英語初心者コース
・TOEIC対策プログラム
・IELTS対策コース
・英語プレゼン特化コース
・実践ファシリテーションコース
・インターナショナルスクール対策英語コース
・ワーホリ準備英語コース
・英会話レッスン特化コース
・法人向け英語研修サービス
受講期間 1カ月~12カ月 (コースにより異なる)
レッスン時間英語コーチング本科コースの場合
・フリートークのグループレッスン受け放題(50分)
・プライベートレッスン(50分、週0回~3回)
・グループレッスン(50分、週0回~1回)

桐原オンラインアカデミー

桐原オンラインアカデミーは、英語教材の開発で有名な桐原書店と、オンライン英会話のワールドトークが提携して、サービスを提供するスクールです。

このスクールでは、TOEICや英検などの資格試験に焦点を当てた短期集中型の学習プログラムを提供し、受講者のスコア向上をサポートしています。

レッスンはオンラインで行われ、レッスンのスタイルは個別指導となります。

レッスンでは、コーチングとティーチングが組み合わせられており、受講者はオンラインで自宅で効率的に学習できます。

このスクールは、初心者から上級者まで対応し、効果的な学習方法、資格試験の対策、日本人講師の指導など、幅広い要望に対応しています。

桐原オンラインアカデミーは、桐原書店とワールドトークの専門知識を結集し、英語学習者に高品質なサポートを格安で提供するスクールとして現在注目されています。

スクール名桐原オンラインアカデミー
KIRIHARA Online Academy
提供しているコース・TOEIC L&R テスト突破コース
・英検一次試験対策コース
・英検二次試験対策コース
・小論文の書き方コース
受講期間2ケ月間
レッスン時間1回当たり50分のレッスンが8回あります。
※小論文コースは25分

について詳しく知りたい方はこちら

TOEIC Part7 まとめ

今回は「【TOEIC Part7対策 完全ガイド】初心者のために解き方/時間配分/勉強法などの攻略法を徹底解説」について解説しました。

✔TOEIC Part7で重要なこと

・出題形式を理解する

・出題される設問や出題される長文のジャンルを理解する

・事前に解く問題数を決める

・時間配分を決める(1問1分が理想)

・簡単な解ける問題から解く

・問題文のタイトルを必ず読んで、内容を推測する

以下の記事では、TOEICを初めて受験する方向けや、TOEICのテストの種類、TOEICの文法問題でよく出題される品詞について解説していますので、ぜひ読んでみてください。

<運営しているYouTubeチャンネル>

チャンネル名: Basic English

URL: Basic English – YouTube

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この記事を書いた人

IT企業で国際ビジネスを行う
大学1年で始めて受けたTOEICが350点で、自分の英語力に絶望。
そこから勉強して、TOEIC970点取得。
自分が英語をできるようになった方法を多くの人に伝えたい。
英語で困っている人達の役に立ちたいと思い、2022年にブログとYouTubeを立ち上げました。
YouTube: Basic English チャンネル

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