大学生必見!TOEICとTOEFL、どっちの英語資格を学ぶべきか?徹底比較!

TOEIC VS TOEFL どちらを学習するべきか?
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こんにちは、BasicEnglishのカズヒロ(@yamanashi1129)です。

大学生になり、英語を学習しようと思っているけど、TOEICとTOEFLでどちらを学習するべきか? 悩んでいませんか?

この二つの英語資格は、異なる目的を持っています。

TOEICはビジネスシーンでの英語力を証明する資格であり、就職活動やキャリアアップに役立ちます。

一方、TOEFLはアカデミックな環境での英語能力を測る資格で、海外の大学や大学院への進学を目指している人に適しています。

あなたの目的や将来の計画に合わせて、どちらの資格を選ぶべきかを慎重に考える必要があります。

今回は、それぞれのテストの特徴やメリットを詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んで見てくださいね。

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TOEICとは、どんなテストか?

アヤカ

TOEICは、どんなテストなの?

カズヒロ

TOEICは、英語を母国語としない人が国際的なコミュニケーションで使用する英語能力を測定するためのテストです。

TOEICテストは、数種類に分かれており、TOEIC Listening & Reading Test、TOEIC Speaking & Writing Testsなどがあります。

多くの大学生が受けるのが、TOEIC Listening & Reading Testで、主にリスニングとリーディングの2つのパートでで構成されています。

リスニングパートでは、主にビジネスシーンで使われる会話の理解力をテストし、リーディングパートでは、ビジネス関連の文章を読み解く能力が問われます。

TOEICスコアは、テストを受けた人の英語能力を示す尺度として使用され、企業や教育機関など、さまざまな組織が入社時にTOEICスコアを求めます。

これは、現代のグローバルなビジネス環境の中で、英語力が重要になってきているからです。

TOEFLとは、どんなテストか?

アヤカ

TOEFLは、どんなテストなの?

カズヒロ

TOEFLは、主に英語を母国語としない人々が、英語で学術的なコミュニケーションを取る能力を測るために使用されます。
(※学術とは、大学で習う専門的な研究などの学問のことです。)

TOEFLは、アメリカやカナダの大学や大学院への入学、研究機関での仕事に就くための英語能力の証明として使用されます。

TOEFLは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのパートから構成されます。

試験はコンピューターで行われることが一般的であり、TOEFLiBTと呼ばれています。

各パートでは、個々のスキルや能力をテストし、試験の結果は4つのパートの合計点数で評価されます。

TOEFLのスコアは、0から120点の範囲で評価され、各パートの最高得点は30点となります。

アメリカやカナダの大学や大学院では、入学基準として、留学生に特定のスコアを要求します。

TOEICとTOEFLの違いは?

TOEICとTOEFLは、両方とも英語能力を測るテストですが、それぞれ異なる内容のテストです。

例えば、TOEICは、主にビジネスや会社でのコミュニケーション能力を測るテストです。

企業の採用基準や社内での昇進時の英語能力の証明、また国際ビジネスでのコミュニケーション能力を示すために利用されます。

一方、TOEFLは、主にアメリカやカナダの大学や大学院への留学を目指す人々向けで、入学時の英語能力の証明として利用されます。

以下は、TOEICとTOEFLのスコアの比較です。

TOEICTOEFL
990点以上110-120
950-99095-109
855-94580-94
785-85070-79
730-78060-69
670-72550-59
605-66540-49
※これらのスコア比較は目安であり、大学や企業の要件によって異なる場合があります。
カズヒロ

TOEICとTOEFLは目的が異なるので、大学生は自身の目標やニーズに合わせて、テストを選択する必要があります。
一般的にTOEFLテストの方が4技能を学習する必要があるので、TOEICより難しいと言われています。

TOEICとTOEFLのメリットとデメリット

TOEICとTOEFLは、両方とも英語能力を測るためのテストですが、それぞれ異なる目的や特徴があります。

以下では、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

TOEICのメリットとデメリット

<TOEICのメリット>

・ビジネス英語に焦点を当てている:
TOEICは主にビジネス環境での英語能力を評価するためのテストであり、ビジネスで使う英語スキルに焦点を当てています。
これから社会で働く学生にとっては、ビジネスで使う英語を大学生の間に学ぶことができます。

・日本国内で広く利用されている:
大多数の日本の企業では、TOEICスコアは就職や昇進などでの指標となっており、多くの日本の企業が採用選考の一環としてTOEICスコアを取り入れています。
そのため、高いTOEICスコアを持っていると、大手の企業に採用される確率が高くなり、高い給料を得られる可能性があります。

<TOEICのデメリット1>

スピーキングやライティングの能力が不十分:
多くの大学生が受けるTOEIC L&R テストは、リスニングとリーディングに焦点を当てており、スピーキングやライティングの問題は出題されないです。
ただ実際のビジネスシーンでは、海外の方と直接英語で会話したり、メールを英語で書いたりします
そういった時に、スピーキングやライティングの能力が不足する可能性があります。


カズヒロ

実際TOEICのスコアが高くても、英語が話せない人は多い。TOEICで高いスコアを取ったら、次は英会話を学習することをオススメします。

<TOEICのデメリット2>

大学で学習する学術的な英語能力の測定には不向き:
TOEICは主にビジネスコシーンで活用する英語能力を評価するためのテストであり、大学で学ぶような学術的な英語やビジネス以外の分野の英語力を測るには向いていないです。
そのため、海外の大学や大学院に進学したい場合は、TOEICは向いていないです。

TOEFLのメリットとデメリット

<TOEFLのメリット>

英語の総合力を測れる:
TOEFLは主にアメリカやカナダの大学や大学院への進学のための英語力を測るテストです。
リスニングとリーディングだけでなく、スピーキングやライティングを含む、総合的な英語能力を測ります。
4技能が全て評価されるので、自分自身の総合的な英語能力を知ることができます。

国際的に広く受け入れられている:
TOEFLのスコアは、世界中の大学や教育機関で入学時の要件として広く認められています。

<TOEFLのデメリット>

テスト費用やテスト時間が長い:
TOEFLの受験費用($245)は、ドルで支払うため、為替相場の影響を大きく受けます。
1ドル100円としても換算すると24,500円、1ドル150円では36,750円にもなり大変高額です。 また試験時間も約2時間となり、英語の初心者にはかなりハードなテストとなります。
またテスト用の会場が多くないので、人によってはテスト会場への移動も含めて1日かかるテストとなります。

大学の授業で習う学術的な英語能力のみ評価される:
TOEFLは主に大学で学習する学術的な英語能力を測定するためのテストです。
そのため、ビジネスで活用するような英語は、テストに出題されないです。
将来、ビジネスで英語を使用する場合は、ビジネス英語を学習する必要があります。

カズヒロ

TOEICとTOEFLはそれぞれ異なる目的に向けて作られたテストです。大学生の目標に応じて適切なテストを選択する必要があります。

海外留学するなら、TOEICとTOEFLどっち

海外留学を目指す場合は、TOEICではなく、TOEFLを選択する必要があります。

一般的にアメリカやカナダの大学や大学院を目指すのであれば、TOEFLが入学基準として使用されています

逆に、イギリスの大学や大学院を目指すのであれば、TOEFLではなく、IELTSというまた別のテストが使用されています。

またアメリカやカナダの大学や大学院に入学する際は、TOEFLを受けるだけでなく、TOEFLの高いスコアが要求されます。

<大学別 入学時に求められるTOEFLスコア>

アメリカの大学名TOEFL iBT スコア
ワシントン州立大学60~70
アリゾナ州立大学60~70
カリフォルニア大学サンディエゴ校80~90
ボストン大学80~90
マサチューセッツ工科大学 (MIT)90~100
カリフォルニア大学バークレー校90~100
ハーバード大学100~120
スタンフォード大学100~120
※これらの点数はあくまで一例であり、大学や専攻によって要求されるTOEFLの点数は異なります。留学を希望する大学の公式ウェブサイトや入学要件を確認することが重要です。
カズヒロ

海外留学を目指す場合、TOEFLまたはIELTSのテストを選択しましょう。

就活で利用するなら、TOEIC と TOEFL どっち?

ここでは、日本の会社と外資系企業に就職したい場合に、TOEICとTOEFLのどちらを選択するべきか?を解説します。

実際、TOEICとTOEFLは、就活において異なるアピールポイントを持っています。

まず、TOEICはビジネスコミュニケーション能力を測るテストであり、ビジネス環境での実用的な英語力を証明するのに適しています。

一方、TOEFLは大学で学習する学術英語能力を測定する試験であり、大学院進学や海外留学を希望する学生に適しているテストです。(※学術とは、大学で習う専門的な研究などの学問のことです)

日本の会社に就職したいなら、TOEIC

一般的に日本の会社への就職を希望する場合は、TOEICを使用します。

なぜなら、多くの日本の会社はビジネスコミュニケーション能力を重視し、TOEICはその能力を測ることができるからです。

また、TOEICはビジネスシーンでの実用的な英語力を証明するのに役立つからです。

ただし、転職の場合はTOEICだけでなく、英会話力も求められることがあります。

特に英語を使う職種では、日常会話やコミュニケーション能力が重視されることがあります。

そのため、TOEICだけでなく英会話力も身につける必要があります。

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外資系企業に就職したいなら、TOEFL

外資系企業に就職したい場合、一般的にはTOEFLが有利です。

外資系企業は国際的な環境での業務が多く、入社時から英会話力やライティング能力が求められるため、テスト項目にスピーキングやライティングが入っているTOEFLが有利となります。

アメリカやカナダの大学に留学している日本人留学生で、外資系企業を希望する場合は、TOEFLで会社に入社する大学生も多いです。

TOEICとTOEFLの勉強のコツ

TOEICとTOEFLは、両方とも英語能力を測るテストですが、それぞれ異なる目的やフォーマットを持っています。

大学生がこれらの試験に向けて効果的に学習するための勉強法やコツはいくつかあります。

  • リスニングとリーディングの練習
  • 文法と単語の習得
  • 模擬試験の受験
  • スピーキングとライティングの練習
  • テストの攻略法の理解

1. リスニングとリーディングの練習

リスニングとリーディングは、TOEICとTOEFLの両方で重要なスキルでとなります。

毎日少しずつでもリスニングやリーディングの練習を行いましょう。

海外のニュースやポッドキャストを聴くことや、英語の記事や本を読むことが有効となります。

2. 文法と単語の習得

TOEICやTOEFLでは、正確な文法や豊富な単語力が求められます。

定期的に文法書を読み、基本的な文法を理解すること。

またTOEICやTOEFL専用の単語帳を使って単語力を増やすことが重要となります。

3. 模擬試験の受験

実際の試験と同じ条件で模擬試験を受けることで、試験の解答方法や時間配分に慣れることができます。

模擬試験の解答を分析し、自分の弱点を見つけ、苦手な部分を改善するようにしましょう。

4. スピーキングとライティングの練習

TOEFLではスピーキングとライティングのパートがあります。

日常的に英語で話す練習をしたり、エッセイを書いて添削を受けることで、これらのスキルを向上させることができます。

格安で英会話を学習したい方は、オンライン英会話などの利用がオススメです。

<オンライン英会話>
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5. 攻略法の理解

TOEICやTOEFLの各パートでは、効果的な解答戦略があります。

例えば、リーディングパートではスキミングを駆使して効率的に情報を得る技術が求められます。(※スキミングとは、英語の長文の中の要点などを素早く読み解き、文章の全体像をつかむ技術のことです。)

事前に各テストの攻略法などについて十分に理解し、練習することが重要です


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TOEICで使えるオススメの参考書やスクール

ここではTOEICで使えるオススメの参考書やスクールを紹介します。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

金のフレーズ

「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」はTOEIC対策で最も人気がある単語帳で、テストに出題される単語を効率よく学べます。

著者のTEX加藤さんの詳細な解説と面白いコメントで飽きずに学習できます。

構成は、4段階になっており、初心者から上級者まで自分のレベルに合わせて学習できます。

アプリで学習もでき、音声も付いており、リスニング学習も可能。コンパクトなサイズで持ち運びも便利です。

について詳しく知りたい方はこちらをクリック

はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略

はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略

「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」は、TOEIC初受験者や中級者向けの参考書です。

この1冊で、TOEICの全パートの学習が可能で、各パートで出題される頻出単語も網羅しています。

初心者や中級者向けに見やすいレイアウトで、音声が付いており、200問の完全模試で本番対策もできます。

全国の大学生協で売上1位も獲得しており、信頼性も高い1冊となります。

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TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&R テスト でる1000問

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、第1章から7章で構成されており、それぞれの分野別の問題と13セットの実践的な模試を含む参考書です。

問題数としては、合計で1049問が掲載されています

内容としては、質の高い問題と分かりやすい解説で、文法力を飛躍的に向上させることができます。

文法だけでなく、音声も付いており、リスニングも同時に学習可能です。

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ベルリッツ 英会話スクール

ベルリッツは、TOEIC対策コースや実践的なシチュエーションに合わせてレッスンを行う有名な英会話スクールです。

レッスンを担当するのはテストや厳格なトレーニングを受けた外国人のプロ講師で、生徒の英語力を向上させます。

学習環境は柔軟で、通学かオンライン、マンツーマンかグループレッスンを選べます。

レッスン以外にも、日本人カウンセラーが定期的にサポートし、生徒さんの英語学習の悩みに対応します。

レッスンの満足度は98.1%で、日本でも5,500社以上の会社がベルリッツのサービスを利用しています。

ベルリッツ英会話スクールについて詳しく知りたい方はこちらをクリック

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TOEFLで使えるオススメの参考書

ここではTOEFLで使えるオススメの参考書を紹介します。

TOEFLテスト英単語3800

TOEFLテスト 英単語3800

「TOEFLテスト英単語3800」はTOEFL iBTとITPテストの両方に対応している参考書で、3800語を収録。

構成は、Rank1から4に分かれており、単語の難易度別に学習が可能。

音声はCDとMP3の2タイプが付いています。

単語を目標スコア別に効率的に学べる構成で、TOEFL初心者から上級者までオススメできる単語帳となります。

Official Guide to the TOEFL IBT Test

official guide to the TOEFL iBT test

「Official Guide to the TOEFL iBT Test」は、TOEFL受験者にとって、必須の公式の参考書となります。

全パートの解説と4回分の過去問を収録しており、実践と同じ内容で学習できます。

内容は、全て英語で書かれており、日本語の訳は付いていないです。

新フォーマットに対応し、スコアアップのポイントも網羅。

通勤や隙間時間にも学習可能で、TOEFL初心者や中級者には最適な内容となっています。

まとめ

今回は「大学生必見!TOEICとTOEFL、どっちの英語資格を学ぶべきか?徹底比較!」について解説しました。

✔この記事の結論

■ 就職活動をする場合:
日本企業への就職を希望する場合は、TOEICを選択することが一般的です。
外資系企業への就職を希望する場合はTOEFLも検討するべきです。
理由として、外資系企業の場合、入社時から英会話能力を求められる可能性が高いため、英語の4技能を学べるTOEFLも検討する価値があります。
海外の大学の卒業生は、TOEFLのスコアで就職活動をする学生も多いです。

■ 海外留学を希望する場合:
目標とする国や大学の要件に応じてTOEFLやIELTSを選択しましょう。
一般的には、アメリカやカナダの大学や大学院を希望する場合はTOEFL。
イギリスの場合は、IELTSとなります。

以下の記事では、TOEICを初めて受験する方への案内、TOEICのテストの種類、TOEICのスコアを上げるためのスクール、などについて解説しています。

ぜひ、読んで見てくださいね。

<運営しているYouTubeチャンネル>

チャンネル名: Basic English

URL: Basic English – YouTube

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この記事を書いた人

IT企業で国際ビジネスを行う
大学1年で始めて受けたTOEICが350点で、自分の英語力に絶望。
そこから勉強して、TOEIC970点取得。
自分が英語をできるようになった方法を多くの人に伝えたい。
英語で困っている人達の役に立ちたいと思い、2022年にブログとYouTubeを立ち上げました。
YouTube: Basic English チャンネル

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